昨日、フィンの欠落でレスキューがありました。
フィンのビスを受ける部分は1~2年以上使うと、受けの中に砂や潮が固着し、本来、ビスが入る長さが短くなってしまいます。
止まったと思って海上に出てフィンが何らかのショックで欠落する場合があります。特に1本ビスのパワーBOXフィン。
ビスを締めた時に回す回転数が少ない状態で止まった場合には、受けが駄目になっていることを疑ってください。
細いもので中を突いてみると分かり易いかな・・・。
フィンが無くなった際には、シートで2mぐらいボードの後方にハーネスなどで抵抗を作ると良いと言われていますが、実際は走行不能ですし、オフショアなら当然の事ながら上って帰るのは技術的に難しいです。
確認をするように気を付けて下さい。
JOINTのウレタンも1年で交換して下さいね。
オフショアが増えます。
出艇前の確認を宜しくお願い致します。
特に長い距離を走り遠く沖合に出るSLALOMセイリングの場合には、必ず携帯電話を持って行き、トラブルの際にはEddieコールを入れられるように心がげて下さい。
携帯電話を胸に入れていけるベストもあります。
周りに人が居る状態なら大丈夫なのですが、気づかなければ救助に行けませんので。
この季節は日没時間も早く特に危険です。
そして海難事故の多いのが初冬や春先です。
再度、リスクに対して自分が出来るマネージメントを考えて見てください。
宜しくお願い致します。
ご参照ください→http://www.k-b-u.jp/jiko/kemigwajiko.html
活動報告
- 活動報告
- 活動報告