EDDIE基金

はじめに


検見川浜のレスキュー艇、Eddieを資金面でバックアップするために2012年12月より創設した「Eddie基金」が発足し、約1年半が経過しました。この間、想像以上に数多くの皆さまからご寄付を頂戴し、基金の残高は現在、100万円を超えるまでになりました(2014年4月末現在/100万4795円)。これもひとえに皆さまのご支援、ご協力のたまものと心より感謝しております。本当にありがとうございました。

「Eddie基金」はこれからも変わることなく継続していきますが、レスキュー艇Eddieの活動状況を皆さまにより具体的にお伝えするためにも、旧Eddie基金ホームページをリニューアルすることにしました。基金の入出金の“見える化”はもとより、Eddieのレスキュー報告、メンテナンス状況など、さまざまな情報をいまご覧いただいている当ホームページから発信していきます。

レスキュー艇Eddieが配備されてから、検見川浜での深刻な海難事故はゼロになりました。その記録を目下、更新中です。ウインドサーフィンに限っていえばEddieの存在が周知されるにしたがって、海上でのトラブルに気づいたときは、発見者が直接あるいはウインドサーファー同士が伝達しあいながらEddie運用者(検見川ビーチ連盟に所属する各ウインドサーフィンショップ店長ほか)に連絡し、直ちにレスキューに向かう体制がとられるようになってきました。

もちろん、Eddieはウインドサーファーのためだけに配備されたレスキュー艇ではありません。Eddieは検見川浜を訪れるすべての方々のためのレスキュー艇だと私たちは考えています。検見川浜の安心と安全を守る「みんなの船」、それが当初からのコンセプトです。そうあるためにも今後よりいっそう、Eddieの周知に努め、より多くの方々からのご賛同を得ることができるよう鋭意努力していきます。Eddieの運用について、基金の運営に関して、お気づきになったこと、ご意見、アイデアなども是非、お寄せ下さい。これからも何卒よろしくお願い申し上げます。

2014/6/7 三好知冬 高橋秀樹