2021年7月25日(日)
今年、千葉市後援によりEddieの格納庫がヨットハーバー駐車場内に完成。
これにより、明るい時間帯で船舶免許保有者(マリンスポーツショップ経営者)がいれば、何時でも迅速にレスキュー活動を行うことが可能になりました。
「海に遊びに来た方が事故無く笑顔で帰れるように」
プロの救助活動を行う消防の方と連携訓練を行う事で、的確な救助活動を覚え、有事の際に動けるように。
この目的のもと、地元美浜消防署の方と水難救助訓練が行われました。
梅雨明けした日曜日の検見川の浜には一般の海辺を楽しむ方も多く、
こう言った訓練が行われている様子を見てもらう事が出来ました。
この事は、海での事故防止に非常に繋がると感じました。
この話を進めてくれたのは、検見川の浜で自身もウインドサーフィンを楽しむ救命士OBのSさんでした。
私達にとっても初めて経験でしたが、プロの方に教わることで今まで知らなかった事を沢山学ぶことが出来ました。
・意識のある方を救助する際の救命浮環投入訓練
・要救助者の舩への引き揚げ訓練
・意識の無い方の担架を使用した舩への引き揚げ訓練
この3つを行っていただきました。
事故が起きた際に、①消防に連絡を取る ②消防車を誘導する ③現場に消防の方が到着した際の連携方法。
実際を想定した訓練を行って頂いたことで、どのような機材を使用するのかや、救助方法を知ることが出来ました、
体験する事は「有事の際に実際に動ける」に繋がると強く感じました。
消防の方も、こう言った水難救助訓練は初めてだったそうです。
任務や訓練でお忙しい中、私達の為に貴重な時間を割いて頂き本当にありがとうございました。
また、シーズン中で忙しい中でも率先して参加してくれたショップ関係者様、
貴重なお休みに意欲的に参加してくれた一般のウインドサーファーの方々にも厚くお礼申し上げます。
多くの方に訓練に参加していただく事で、実際に行動が出来る方が増えます。
これが検見川の浜の安全に繋がりますし、出掛けた際に仲間を助ける際にも必ず役に立つと思います。
年に1回、もしくは2年に1回ぐらいのペースで、また行っていただけるよう調整が出来るよう努力してみます。
今後ともご協力の程どうぞ宜しくお願い致します。
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レポート 検見川ビーチ連盟 岩下哲也 |
救命浮環にロープを付ける巻き結びの指導 |
意識のある要救助者への浮環投入訓練 |
救助者を引き揚げる際の手のつなぎ方 ヒューマンチェーン |
救助者の舩への引き揚げ訓練 |
実際に使われている救助用担架 |
担架に人を乗せ舩へ引き揚げる訓練 |
実際に消防の方と担架を岸まで運ぶ訓練 |
Eddieをフルに使って訓練が行われました |
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