検見川チャリティーレースとは、 検見川の浜をホームとするセイラーが集まって小さなお楽しみレースを開催し、 そのエントリー費を地元の社会福祉施設に寄付しようというもの。 今年で4回目を迎える。 スペシャルサンクス 検見川ヒロさん 写真提供は全て検見川ヒロさん 第1回から必ず撮影に訪れてくれています。ヒロさんに出会ったのは、このイベントがきっかけでした。 ヒロさんHP⇒NONMON |
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終わってみれば、今年も20名の参加者が集まってくれて無事に終了。 コングプロ、トリトンのコンイチ君、マイレ―の浅沼君が、ブログやHPで宣伝して参加者を集ってくれた。 しかも当日もスタッフとして大活躍。 朝イチで富津で乗った後に駆けつけてくれた子もいたり、本当にありがとうございました。 しか―し、AM10:00の時点ではヤバかった・・・。今年は15名に届かないのか・・・と思い、冷や汗をかいた。 寄付先の「カフェバルコニー」の方も、わざわざ挨拶に来てくれているし、ヒロさんは、カメラをセッティングしてくれているし。 所詮、こんなもんかと思われるのか・・・。 確かに、大きなことをしようとは思っていない。 「自分たちで出来ることを小さくてもいいからやろう」と、常に気持ちの上では思っている。 いい風が吹いている時には100名近いウインドサーファーが集まるゲレンデが検見川。なのに、15名か・・・。 やろうとしている事が間違っているのかな・・・やり方が間違っているのかな・・・告示の方法がまずかったか・・・。 色々な考えが頭の中をぐるぐる回っていた。 とにもかくにも、今年も参加してくれた方は笑顔笑顔でした。 何時もの顔の人に軽く会釈のみ。同じショップの仲間で無い限り、一緒にセイリングして笑うなんて事は無いのが日常の休日。 だけど、この日は違う。ショップを越えて、共に検見川に集まるウインドサーファーが楽しむ日になれば良いという思いが込められている。 沢山の知り合いがいれば海に来る事が楽しい。何かあった時には、すぐに知らせが入り易い。 「検見川の浜はアットホームでいつ来ても楽しい」多くの人がそう思える海になって欲しいのが検見川ビーチだから。 又、来年、皆で楽しみましょう。 今年も本当にありがとうございました。 参加者以外の方からも寄附金をいただき、今年は五萬円が集まった。ヒロさんからも貰ってしまった・・・。 今年は、「くるみ」の代表者の方から、同じ磯辺で同様の活動を行っている民間団体の「カフェバルコニー」さんを紹介されました。 なので半分ずつの寄付になります。 2011協力ショップ:ダック トリトン マイレ―サー |
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~ 成績表 ~ 1位は0ポイント、以下順位がポイントです。チーム戦で行うタスキリレーは×2がポイントです。
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~ 募金先紹介 ~ |
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ワークホーム「くるみ」さん 「障がいを持った方が一緒に暮らせる街づくりを」と、いう考えのもと、5年前に地元の方自身で立ち上げられたのが「くるみ」です。 行政から生活保護を受けていても、人との繋がりは行政は助ける事が出来ない。 くるみは、地域の障害を持った方同士の交流の場であり、又、障害を待たない方との交流の場です。 一人きりで、先々の人生に対し不安になっていた方達が、このワークホームで明るく生き生きとしています。 働いている方が、ここで得られる給料は一日¥500なんだそうです。ですが、それが一番の目的では無く、毎日出掛けて、人と話が出来る場が近くにある事が何より大事だそうです。 又、磯辺地区は高齢者が多いことから、一人きりの老人も多く、引きこもりがちになってしまうのだそうです。 人が出会い、交流が生まれる場所。 火曜日に「くるみサロン」を開いている目的は、そこにあるのだそうです。地域の交流の場としても、「くるみ」は愛されている場所です。 それは、自分達にとっては、週末の検見川の様なもんですね。 震災をとおして大切だと気づいた人との繋がり「絆」。 それは助け合いを通じて得られるものではないでしょうか。 |
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「カフェバルコニー」さん 社会に適応しづらい方が、社会的自立を図る為の支援を「地域の茶の間」として、住民との交流を通して行っています。開設から1年目です。 社会に適応しづらい方とは、精神障害を持った方の事です。 この10月に、ようやくNPO法人として認可が下りたそうです。 NPO法人でないと、行政から自立支援施設として認められない為、NPO化する必要があったのだそうです。 カフェバルコニーは、代表者の藪下さんの息子さんが精神障害だったことから、始まった場所です。自宅を開放し、レストラン(茶の間)とし、そこを訪れる人に挨拶をする事、そこに出す料理を作る為に包丁を持つ事、火を扱う事に馴れ、そして、その技術をもって、本当のレストランを開業し、そこで働けるようにしていきたいのだそうです。 精神障害は社会的にまだまだ認知されておらず、見た目は普通の人と見分けがつかず、社会で適合していくことが難しい障害なのだそうです。 包丁や火に馴れる必要? 最初は意味が分からなかったのですが、時に人を傷つけてしまったり、自分を傷つけたりする為に使ってしまう物なのだそうです。 何時、人格が豹変するかが分からない病気で、自覚が無い。 急に怒り出し、家族や他人を傷つけてしまったり、自分を傷つけてしまうのだそうです。 ストレスが原因なわけでは無く、豊かな国でも貧しい国でも100人に一人の割合で、その障害を持った人がいるそうです。自覚症状が無いのだから、本人は分からない・・・。 特別な治療法も無く、薬で抑えているだけなのだそうです。 地域で、この障害を持った方が、ここで働き、社会に適合する為の訓練を行っています。 実際、訪れた時に見た子達は、障害を持っているかさえ分りませんでした。まさに普通の子達でした。 開始当初から今まで、藪下さんと共に働いてきたのが、今回、レース当日にも挨拶に来てくれた熊谷さんでした。彼女は、無償で働いてきたのだそうです。きっと、他で働いた分で生活をやりくりし、それ以外の時間は全てカフェバルコニーの為に使って来たのだと思います。 藪下さんとの関係は、あえて聞きませんでした。 ここも「くるみ」同様に、地域の方が自分たちの力で立ち上げた場所でした。 |
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~ 募金納入報告 ~11/10UP |
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ワークホーム くるみ 代表の清水さん |
カフェバルコーニー 熊谷さん | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
それぞれ¥25.000ずつの寄付をしてきました。すいません、くるみには領収書をもらいませんでした。自分を信じて下さい。 今年から、地域の二つの団体に寄付することになりました。来年も、是非とも宜しくお願い致します。 もちろん、検見川に集まるウインドサーファーの交流の機会という目的もあります。 海を通じて、知らなかった人と出会えて、皆で楽しい一日を過ごせて、ちょっと人の役に立てて。小さいけれど、自分達が出来る事を自分達の手で行っていく。 それがビーチ連盟の基本テーマですから。 「くるみ」さんも「カフェバルコニー」さんも、自分達の思いで立ち上げられたものです。 そしてそこには、障害のある人も無い人も、地域の人と人とが繋がると言う大切さが込められています。 来年の寄付に出掛ける際は、トリトンのコンイチ君、マイレ―の浅沼君、コング君も連れて行きたいな~。 行けば、自分達がやっている事が、本当の意味で理解できるし、それを人に伝える事が出来るだろうから・・・。 最後に、このレースに参加、協力をして頂いた皆さんにお礼を言って終りにしたいと思います。 今年も本当にありがとうございました。 2011.11.10 岩下 |
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後日届いた写真 「寄贈 検見川ウインドサーファー有志」って入ってます。 私達の寄附で看板を作成したそうです。嬉しいですね~。 |
カフェバルコーニーを支える皆さん |